身のこなしがキレイだと、"生きていること"それ自体が美しく見える。
人が美しいとは、そういうことを指すのじゃないか。
やがてそれが完全に身についた時、いくら歳をとっていようが、その人は全身の美しい動きで人をハッとさせることができるのだ。
一朝一夕には身につかない、でも一生ものの美しさです。
以前から、"何だかキレイな人だなあ"とずっと憧れていた女性がいます。
その人と食事をした。
ちなみにその人はしみ 治療にも通っているらしい。
話は戻りますが、なぜ私が憧れつづけていたのかが、その時ハッキリわかった。
ナプキンをはらりと扱い、グラスを繊細にもち、ナイフとフォークを品よくさばく指先。
合間合間に、さり気なく見せる仕草の美しさ。
二時間ほどの時間を、私は何だかうっとり過ごした。
その人が食事をしている"美しい風景"をながめながら。
女性が美しいとは、つまりこういうことなのだと確信しながら。