一日でもすぎるとおいしくないように・・・。
「うちの主人、賞味期限が1日でも過ぎたものは、食べたら死ぬって思ってるらしくて、バンバン捨てちゃうのよ。バカでしょう?」
確かにいる。
そういう人。
賞味期限とは、要するに"おいしく食べられる期限"であり、食べると死ぬ日を示しているのではない。
でも不思議なもので、死にはしないと思いながらも、賞味期限を一日でも過ぎたものは、確かにあまりおいしく感じない。
だいたいが、賞味期限の位置づけそのものが、どうも曖昧で人を悩ませる。
それを何日過ぎたら、クサるのか、それがわからないから、やっぱり一日でも過ぎると、「だいじょうぶ、だいじょうぶ」とか言いながらも心のどこかで品質を疑ってかかる。
"お毒味"みたいな気持ちになって、どこかこわごわ食べているから、ちっともおいしくないのです。
「化粧品はどのくらいもちますか?去年の10月まで使ってた夏用のファンデーションを、また春になったら使っていいの?」
そんな質問をよく受ける。
そもそも化粧品には明確な使用期限がない。
ないから、3年は大丈夫とも言われるし、開封していないものでもせいぜい2年とも、言われるし、肌のためには6ヵ月で・・・なんて説もある。
ここまでバラつきのあることが、肌を不安にし、"防腐剤が入っていないから、1週間で使い切って下さい"みたいなコンセプトの化粧品が売れるのです。
つまり、これも食べものと同じで不安に思ったら、肌にもおいしくないのであり、肌がおいしいと思わなければ、たぶん効きめもないのです。
これ、だいじょうぶかしら・・・と思った瞬間に、その化粧品を疑ってかかってる。
"効きめ"を疑えば、効かないように、品質を疑えば、効く効かない以前に肌を傷めることだってありうるのです。
化粧品、レーザー シミ治療も、"不安に慰ったら期限切れ"。
そう考えてみてほしい。